大垣市の就労継続支援
サービス対象者について

就労継続支援にはA型とB型があり、それぞれ利用対象者が異なります。就労支援サービスの利用を検討している方は、2つの違いから知っていきましょう。

就労継続支援A型の対象者

原則18歳以上で、雇用契約に基づいた勤務が可能なものの、障がいや疾患により一般企業への就職が困難な方が対象です。以前は64歳までという制限がありましたが、2018年4月に年齢条件の見直しが行われました。現在は65歳になる前日までに就労継続支援A型事業所の正式利用者となっていれば、65歳以降も継続して利用できるようになっています。

就労継続支援B型の対象者

原則18歳以上で、障がいや疾患により、一般企業への就職が困難な方が対象です。例としては、就職経験はあるものの現在は年齢や体力、障がい・疾患の影響で働けなくなった方、特別支援学校を卒業後に就職できなかった方、就労移行支援や就労継続支援A型を利用した後にB型をすすめられた方などが挙げられます。

就労継続支援A型と就労継続支援B型、どちらの利用対象にも当てはまる可能性があり、ご自身で判断するのが難しい方は、B型・A型両方のサービスを運営している会社に相談してみると良いでしょう。当メディアでは、就労継続支援A型と就労継続支援B型を運営している大垣市の就労継続支援会社を紹介しているので、参考にしてみてください。

自分に合った働き方が見つかる！
大垣市のB型・A型就労継続支援3選

障がい・疾病の特性に
合わせて考える就労支援

一般的に多く見られる傾向から、障がい・疾病の特性を活かせる働き方や就労における課題として考えられる内容を紹介しています。これらの内容は、すべての障がい・疾病に該当するものではありません。同じ診断名でも、一人ひとりの性格、表面化する特性の強さ、周りの環境などによって、特性を活かせる仕事やぶつかりやすい課題は変わってくるため、あくまでも目安としてご覧いただけますと幸いです。

ASD・自閉スペクトラム症
（アスペルガー症候群）

発達障がいの一種です。療育手帳（愛の手帳）保持者、または精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労支援継続事業所を利用できる可能性があります。コミュニケーションがあまり得意でなく、非常に高い集中力を発揮する特性があるため、正面から顔を合わせることなく、一人で集中できる作業で能力を発揮しやすいでしょう。

ASD・自閉スペクトラム症
（アスペルガー症候群）の
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ADHD（注意欠如・多動症）

3つの特性（不注意・多動性・衝動性）が見られる発達障がいの一種です。療育手帳（愛の手帳）保持者、または精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労支援継続事業所を利用できる可能性があります。じっとしていることが苦手な反面、思いついたら即行動できる特性があるため、発想力や身体を自由に動かせる環境で能力を発揮しやすいでしょう。

ADHD（注意欠如・多動症）の
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LD（学習障がい）

知的発達に遅れはないものの、特定の学習課題に遅れが生じる発達障がいのこと。療育手帳（愛の手帳）保持者、または精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労支援継続事業所を利用できる可能性があります。全体像や空間を把握したりすることが得意で、独創的なアイデアを閃く傾向があるため、発想力を活かせるモノづくりの仕事と相性が良いでしょう。

LD（学習障がい）の
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グレーゾーン

「グレーゾーン」という正式な疾患はありません。「発達障がい（ASD・ADHD・LD）の症状がみられるものの、白黒つかない（発達障がいの診断基準に満たない）グレーな状態という意味で、障がい者手帳や療育手帳をもたない人も受け入れ対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。ほかの発達障がいと同様に、大勢との交流・コミュニケーションがあまり得意ではないため、人間関係の良し悪しで結果が変わる仕事ではなく、合理的に進められる仕事を選ぶと良いでしょう。

グレーゾーンの
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うつ病

気分障がいの一種で、精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。心身の状態を保ちながら働きやすい仕事として、作業工程が決まっている書類作成やデータ入力、加工・組立・梱包などの軽作業などが向いている傾向にあるでしょう。

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双極性障がい（躁うつ病）

気分障がいの一種。気分が高まる「躁（そう）状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」を繰り返すのが特徴で、精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。心身の状態を保ちながら働きやすい仕事として、静かに落ち着いて作業できる環境で、業務量も自己調整できる定型的な仕事を選ぶと良いでしょう。

双極性障がい（躁うつ病）の
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統合失調症

精神障がいの一種。思考や行動、感情をまとめることが難しく、「幻覚」や「幻聴」などの症状が現れるため、ネガティブな思考に陥りやすい傾向にあります。利用できる可能性があるのは、精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所。不安・ストレスが比較的少ない仕事として、作業工程が決まっている書類作成やデータ入力、商品の検品・梱包作業、加工・組立などの軽作業などが挙げられます。

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パニック障がい

神経症性の精神障がいのひとつ。激しい動悸や息切れ、呼吸困難や発汗などの「パニック発作」が突然起こるのが特徴です。精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。事業所を選ぶ際は、発作を回避（または対処）できる環境を選ぶと良いでしょう。

パニック障がいの
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対人恐怖症（社会不安障がい）

神経症性の精神障がいのひとつ。パニック障がいとよく似た発作が起こりますが、対人恐怖症は「他人からの視線や評価をおそれるとき」に限定して起こるのが特徴です。精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。人との接触が極力少ない作業、個人で完結できる作業を選ぶと発作症状が現れにくいでしょう。

対人恐怖症（社会不安障がい）の
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強迫性障がい

神経症性の精神障がいのひとつ。自分の意思に反して、不合理な考えが次々と浮かび、それを振り払おうと同じ行動を繰り返してしまうのが特徴です。精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。症状の出現は不定期なため、不安を感じにくい落ち着いた環境に身を置くと良いでしょう。

強迫性障がいの
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適応障がい

ストレス関連の精神障がいのひとつ。精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。不安に苛まれる症状はうつ病によく似ていますが、適応障がいはストレスの原因が明確にあるのが特徴。そのため、まずは自分が何に対してストレスや不安を感じるのか把握して、ストレスに発展しうる要素を避けて就労継続支援事業所を選ぶと良いでしょう。

適応障がいの
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自律神経失調症

「自律神経失調症」という正式な疾患はありません。自律神経のバランスが乱れて、心身に不調が表れている状態を指す言葉で、障がい者手帳や療育手帳をもたない人も受け入れ対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。生まれつき自律神経のバランスが乱れやすく、生活習慣の見直しやストレス発散で対処できない方は、仕事量を自分で調整できる自由度の高い仕事を選ぶと良いでしょう。

自律神経失調症の
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てんかん

「てんかん発作」を繰り返す、脳の慢性的な疾患です。頭痛がする、姿勢を保てなくなる、身体の一部がけいれんする、意識を失って倒れるなど、発作による症状には大きな個人差があるのが特徴です。精神障がい者保健福祉手帳保持者を対象としている就労継続支援事業所を利用できる可能性があります。就労継続支援事業所を選ぶ際は、発作が起きたときのリスクを考慮して、複数人で協力して行う作業やデータ入力等のPC業務などを選ぶと良いでしょう。

てんかんの
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