大垣市の就労継続支援の給与の相場はどのぐらい？

就労継続支援の給与は、一般的な仕事の給与と同様に、自治体によって相場が異なります。就労継続支援を検討していて給与が気になる場合は、全国平均より自治体の平均が参考になるでしょう。ここでは、大垣市の就労継続支援の給与についてまとめました。仕事内容やA型とB型の違いも紹介しています。ぜひ、就労継続支援を受ける際の参考にしてください。

就労継続支援の給与の相場は？

就労継続支援の給与は、A型かB型かによって大きく異なります。給与の意味が異なるため、理解した上で、選択しなければいけません。給与が高いのは就労継続支援A型ですが、給与額だけでA型を選ぶと、想像していた働き方にそぐわないおそれも出てきます。就労継続支援A型とB型の特徴を踏まえながら、その仕事内容と給与相場を確認していきましょう。

就労継続支援A型

就労継続支援A型は、障害や難病を抱えた人が雇用契約を締結して、サポートを受けながら就業する働き方です。困難に理解のあるスタッフによる支援を受けられますので、安定して働くことができます。雇用契約のため、最低賃金が保証されることが特徴です。最低賃金は、自治体によって定められています。ここでは、大垣市の就労継続支援A型の仕事内容や給与相場を確認していきましょう。

A型の仕事と給与相場

就労継続支援A型の給与は、時給で最低880円です。これは大垣市の最低賃金と同額です。多くの支援施設において、880円スタートになっています。月給では7～8万円が相場です。

1日の実働時間は、4～6時間程度です。週5日前後の出勤が基本。土日祝が休みになることが多いです。体調などで週5日働けない場合は、B型を検討しましょう。

大垣市の就労継続支援A型の仕事内容には、食品加工、シール貼り、袋詰め、バリ取り、商品検品、福祉用具清掃、自動車関連部品の事務所内作業、印刷工場での作業、不用品回収、梱包、分別作業、倉庫管理、フォークリフト作業、配送、デザイン、一般事務などがありました。

参照：大垣市障がい者支援センター（http://www.ogaki-wsc.com/?page_id=258）

就労継続支援B型

就労継続支援B型は、障害や難病がある方で雇用契約を結んで働くことが困難な方、つまり就労継続支援A型の利用が難しい人を対象にしたサービスです。年齢の制限はありません。

1日数時間だけ、週に数日だけといった利用もできるため、障害の状態や体調に合わせて働けます。

雇用契約を締結しないため、最低賃金の保証がない点が大きな特徴です。給料・賃金という概念がなく、工賃が支払われます。

ここでは、大垣市の就労継続支援B型の工賃相場を確認しよう。

B型の仕事と給与相場

大垣市障がい者支援センターの資料から、20センターの工賃の平均を計算すると、月額16,603円です。工賃の決め方はセンターによって異なるため、同じ大垣市内でも6,000円～約27,000円と平均工賃には幅があります。

作業内容は、教材用紙製品の組付、印刷物の加工、拝殿関係のプラスチック製品組付、検査、仕上、各種製品の袋入れ、緩衝材段ボールの板張り、作業訓練（布折り封入作業・納品補助・配電関係のプラスチック製品の検品袋詰、農作業、パンの製造・販売などがありました。

参照：大垣市障がい者支援センター（http://www.ogaki-wsc.com/?page_id=258）

まとめ

大垣市の就労継続支援の給料相場について紹介しました。A型はどの施設も同じでB型は差があります。障害や体力の状態が雇用契約できる場合、就労継続支援A型とB型の利用が可能です。給与を重視するのか、マイペースに活動したいのかなど、目的によって選ぶべき就労継続支援サービスは異なります。目的を明確にした上で、自分に合うサポートを提供している施設はどこか？という観点で検討してみてください。