- 保有資格:正看護師/准看護師/介護福祉士/介護支援専門員
在宅介護・有料老人ホームで介護士として勤めた後、介護士が行えるケアの限界を感じて看護師の道へ。准看護師免許を取得後、さらに進学して正看護師を取得。大学病院・都立病院・有料老人ホームに看護師として勤めた経験があり、現在は子育てに奮闘しつつ執筆活動を行っている。
このページでは、一般的に多く見られる特性の傾向から、自律神経失調症の特性を活かせる働き方や就労における課題として考えられる内容を掲載しています。これらの内容は、すべての自律神経失調症に該当するものではありません。同じ診断名でも、一人ひとりの性格、表面化する特性の強さ、周りの環境などによって、特性を活かせる仕事やぶつかりやすい課題は変わってくるため、あくまでも目安としてご覧いただけますと幸いです。
在宅介護・有料老人ホームで介護士として勤めた後、介護士が行えるケアの限界を感じて看護師の道へ。准看護師免許を取得後、さらに進学して正看護師を取得。大学病院・都立病院・有料老人ホームに看護師として勤めた経験があり、現在は子育てに奮闘しつつ執筆活動を行っている。
自律神経失調症とは、身体を活発に動かすとき優位に働く「交感神経」と、身体がリラックスしたとき優位に働く「副交感神経」のバランスが崩れて、心身に不調が表れている状態を指します。自律神経は、呼吸や血液循環、体温調節や免疫、消化や排泄などを調節する生命維持に欠かせない機能です。考えられる原因は、不規則な生活習慣や過度なストレス、気温や気圧の影響など。個人差がありますが、のぼせや疲れやすさ、頭痛、動悸、不安感、怒りっぽい、記憶力や集中力の低下など、様々な症状が現れます。
自律神経が乱れる原因は様々で症状にも個人差があるため、一概に「どんな仕事が向いている」とは言えません。生まれつき自律神経の働きが乱れやすく、生活習慣の見直しやストレス発散で対処できない方は、仕事量を自分で調整できる自由度の高い仕事を選ぶとよいでしょう。ひとつの仕事を複数人で行う作業なら、体調によって仕事が滞った場合でも、周りがフォローできる環境が整っているので、気持ちにも余裕をもって働きやすい傾向があります。
当メディアでは、大垣市にある就労継続支援事業所を紹介しています。「どんな仕事を用意している事業所で、どんな人におすすめなのか」が事業所ごとにわかるので参考にしてみてください。きっと、自律神経失調症の特性に合った就労継続支援事業所が見つかります。
頭痛、めまい、気分の落ち込みなどの症状が複合的に現れると、理解のない人から「怠けているのではないか」と誤解されてしまうことがあります。そう思われないように、我慢や無理をして仕事を続けるケースがありますが、症状が悪化してしまい、うつ病や不安障がいを併発してしまう可能性があるので気をつけましょう。
症状を悪化させない対策としては、1時間おきに10分程度の休憩を取る、周りと比較せずに自分のペースで業務を進める、生活・睡眠のリズムを整えることなどが挙げられます。
公式サイト内に「障がい者手帳や療育手帳がなくとも、医師の診断によって利用できるケースがある」と明記していた大垣市内の就労継続支援事業所を取り上げています(2022年3月4日時点)。大垣市内で利用できる就労継続支援事業所をお探しの方は参考にしてみてください。
自分に合った働き方が見つかる!
大垣市のB型・A型就労継続支援3選
就労継続支援を利用するには受給者証の申請・取得が必要です。自律神経失調症の二次障がい(うつ病、不安障がいなど)を併発して、障がい者手帳を交付されている場合、そちらを利用して受給者証を申請できます。また、障がい者手帳を持っていない場合も、医師の意見書で受給者証を申請することが可能です。
また、次のような理由で利用できないケースもあるので覚えておきましょう。
雇用契約を結ぶA型事業所は、一般企業と同じように「面接」を行うため、不採用となって利用できないことがあります。不採用の理由は状況によって異なりますが、事業所で行われる「作業」とあなたの「得意」がうまく噛み合わなかった、ほかにも面接を受けた人がいて定員になってしまった、緊張して面接でほとんど話せなかったなどの理由が考えられるでしょう。利用したい事業所がA型の場合は、事前に面接の練習をして、伝えたいことを紙にまとめておくのがおすすめです。
就労継続支援B型もまた、定員に達している場合は利用できません。ただし、面接がないため利用のハードルはA型よりも下がります。他者に対して危がいを加える、横領などの犯罪履歴があるなど、よほどのトラブルがない限り、定員割れ以外の理由で利用を断られることはありません。
事業所に直接問い合わせましょう。大垣市役所の健康福祉部障がい福祉課(1階)に相談することも可能です。
事業所利用者の雰囲気や作業内容、職員の利用者に対する配慮などを直接見られる良い機会となるでしょう。1時間おきに10分程度の小休憩を取れるか、落ち着いて過ごせる環境かなどを確認することも大切です。
利用したい事業所がA型の場合は、雇用契約を結ぶため履歴書が必要です。B型を利用したい場合、履歴書は必要ありません。事業所の利用に関する重要事項の説明、必要事項等の聞き取りなどを行い、双方が納得した後に利用契約を結びます。
大垣市役所の健康福祉部障がい福祉課(1階)にて申請します。支給申請を行うには、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、精神通院医療の自立支援医療受給者証、特定疾患医療受給者証のいずれかと印鑑、個人番号カード(または身元を確認できる書類)が必要です。審査会の意見を基に支給決定後、受給者証が届き次第、事業所の利用開始となります。
大垣市にある就労継続支援事業所を調査して、B型・A型の両方を運営している会社をピックアップしました。主な作業内容から、おすすめのポイントを紹介しています。
安心して長く働きたい
一般就労が難しい特性があり
安定した作業環境で働きたい人
におすすめ
株式会社ゼロックス
画像引用元:株式会社ゼロックス公式サイト
(http://www.zerox.co.jp/)
「できる」と「やりがい」が見つかる
自社ブランドならではのお仕事
TEL:0584-47-8855
休養から再出発したい
就労からしばらく離れていて
働くことに対する不安が大きい人
におすすめ
株式会社SORA
画像引用元:株式会社SORA公式サイト
(https://sora-a.com/)
早番・遅番・1日通し
働きやすい時間帯を選べる
TEL:0584-92-0614
一般企業に就職したい
ステップアップに前向きで
一般雇用を目指している人
におすすめ
株式会社Notoカレッジ
画像引用元:株式会社Notoカレッジ公式サイト
(https://www.notocolle.co.jp/)
就労後にWEBスキルを習得でき
定着支援や移行支援も受けられる
TEL:0584-77-7631
調査期間/調査方法:2021年12月1日時点/就労継続支援選びサポートメディア「おがさぽ」編集チームの独自調査
調査対象:大垣市内にサービスを提供していることが岐阜県公式HPの資料で確認できる就労継続支援事業所
【選定条件】
・インターネット上で公式サイトを確認できた就労継続支援事業所
・A型・B型両方の就労継続支援事業所を運営している会社