- 保有資格:正看護師/准看護師/介護福祉士/介護支援専門員
在宅介護・有料老人ホームで介護士として勤めた後、介護士が行えるケアの限界を感じて看護師の道へ。准看護師免許を取得後、さらに進学して正看護師を取得。大学病院・都立病院・有料老人ホームに看護師として勤めた経験があり、現在は子育てに奮闘しつつ執筆活動を行っている。
このページでは、一般的に多く見られる特性の傾向から、強迫性障がいの特性を活かせる働き方や就労における課題として考えられる内容を掲載しています。これらの内容は、すべての強迫性障がいに該当するものではありません。同じ診断名でも、一人ひとりの性格、表面化する特性の強さ、周りの環境などによって、特性を活かせる仕事やぶつかりやすい課題は変わってくるため、あくまでも目安としてご覧いただけますと幸いです。
在宅介護・有料老人ホームで介護士として勤めた後、介護士が行えるケアの限界を感じて看護師の道へ。准看護師免許を取得後、さらに進学して正看護師を取得。大学病院・都立病院・有料老人ホームに看護師として勤めた経験があり、現在は子育てに奮闘しつつ執筆活動を行っている。
自分の意思に反して、不合理な考えやイメージが次々と浮かび、それを振り払おうと同じ行動を繰り返してしまう精神疾患です。代表的な症状としては、考えを抑えようとしても抑えられない「強迫観念」と、それによる不安を打ち消すための行為を繰り返す「強迫行為」が挙げられます。例えば、手の汚れが気になるという考えに対して、手洗いを何十回も繰り返すといった行為を止められないケースなど。自分自身で不合理だと自覚していても、これらの症状を払しょくするのは非常に難しいことです。
症状の出現は不定期なため、不安を感じにくい落ち着いた環境に身を置くことが大切です。周囲からの影響やストレスを受けにくい環境としては、作業工程が決まっている書類作成やデータ入力、加工・組立・梱包などの軽作業などが挙げられます。また、公共交通機関で強迫行為が起こる可能性がある方は、自宅で作業できるリモートワークという選択肢もありますね。
当メディアでは、大垣市にある就労継続支援事業所を紹介しています。「どんな仕事を用意している事業所で、どんな人におすすめなのか」が事業所ごとにわかるので参考にしてみてください。きっと、強迫性障がいの特性に合った就労継続支援事業所が見つかります。
自分に合った働き方が見つかる!
大垣市のB型・A型就労継続支援3選
強迫性障がいの症状は、仕事という責任を感じる場面で現れやすい傾向があります。例えば、「作成した書類にミスがないかを何時間も確認する」「物を拾っただけで何度も手を洗う」など、頭では不合理だとわかっているのに何度も同じことを繰り返してしまい、辛い思いをすることがあるかもしれません。
対策として、「良くなりたい・治療の意欲がある」という思いを事前に周りへ伝えておくのがおすすめです。強迫行為に周囲が同調したリ手伝ったりすると、症状が悪化してしまう可能性があります。事前に「良くなりたい」と伝えておくことで、周りは葛藤しているあなたの思いを尊重し、同調・手助けによる症状悪化の予防にもつながるのです。
強迫性障がいの特性を活かして働ける就労先を探している方に向けて、公式サイト内に「精神障がい」を利用対象として明記していた大垣市内の就労継続支援事業所を取り上げています(2022年3月4日時点)。
強迫性障がいを理由に利用を断られることは基本的にありませんが、次のような理由で利用できないケースがあるので覚えておきましょう。
雇用契約を結ぶA型事業所は、一般企業と同じように「面接」を行うため、不採用となって利用できないことがあります。不採用の理由は状況によって異なりますが、事業所で行われる「作業」とあなたの「得意」がうまく噛み合わなかった、ほかにも面接を受けた人がいて定員になってしまった、緊張して面接でほとんど話せなかったなどの理由が考えられるでしょう。利用したい事業所がA型の場合は、事前に面接の練習をして、伝えたいことを紙にまとめておくのがおすすめです。
就労継続支援B型もまた、定員に達している場合は利用できません。ただし、面接がないため利用のハードルはA型よりも下がります。他者に対して危がいを加える、横領などの犯罪履歴があるなど、よほどのトラブルがない限り、定員割れ以外の理由で利用を断られることはありません。
事業所に直接問い合わせましょう。大垣市役所の健康福祉部障がい福祉課(1階)に相談することも可能です。
事業所利用者の雰囲気や作業内容、職員の利用者に対する配慮などを直接見られる良い機会となるでしょう。手を洗う強迫行為に対して、洗面所が整備されているなど、症状を発散できる環境であるかも大事なポイントです。
利用したい事業所がA型の場合は、雇用契約を結ぶため履歴書が必要です。B型を利用したい場合、履歴書は必要ありません。事業所の利用に関する重要事項の説明、必要事項等の聞き取りなどを行い、双方が納得した後に利用契約を結びます。
大垣市役所の健康福祉部障がい福祉課(1階)にて申請します。支給申請を行うには、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、精神通院医療の自立支援医療受給者証、特定疾患医療受給者証のいずれかと印鑑、個人番号カード(または身元を確認できる書類)が必要です。審査会の意見を基に支給決定後、受給者証が届き次第、事業所の利用開始となります。
大垣市にある就労継続支援事業所を調査して、B型・A型の両方を運営している会社をピックアップしました。主な作業内容から、おすすめのポイントを紹介しています。
安心して長く働きたい
一般就労が難しい特性があり
安定した作業環境で働きたい人
におすすめ
株式会社ゼロックス
画像引用元:株式会社ゼロックス公式サイト
(http://www.zerox.co.jp/)
「できる」と「やりがい」が見つかる
自社ブランドならではのお仕事
TEL:0584-47-8855
休養から再出発したい
就労からしばらく離れていて
働くことに対する不安が大きい人
におすすめ
株式会社SORA
画像引用元:株式会社SORA公式サイト
(https://sora-a.com/)
早番・遅番・1日通し
働きやすい時間帯を選べる
TEL:0584-92-0614
一般企業に就職したい
ステップアップに前向きで
一般雇用を目指している人
におすすめ
株式会社Notoカレッジ
画像引用元:株式会社Notoカレッジ公式サイト
(https://www.notocolle.co.jp/)
就労後にWEBスキルを習得でき
定着支援や移行支援も受けられる
TEL:0584-77-7631
調査期間/調査方法:2021年12月1日時点/就労継続支援選びサポートメディア「おがさぽ」編集チームの独自調査
調査対象:大垣市内にサービスを提供していることが岐阜県公式HPの資料で確認できる就労継続支援事業所
【選定条件】
・インターネット上で公式サイトを確認できた就労継続支援事業所
・A型・B型両方の就労継続支援事業所を運営している会社